自粛期間中でも運動しよう。

コロナ 運動

新型コロナウィルスの影響で、自粛せざるを得ない状況が続いています。

自粛するということは、必然的に体を動かす機会が断然少なくなりますね。

 

この自粛期間中、特に懸念されていることは「運動不足による2次被害」です。

 

運動不足による2次被害とは、何が考えられるでしょうか。

その前に、運動によるメリットとは、何でしょうか?

 

筋肉をほどよく付け、体脂肪を減らすことで「見た目」が健康的で良くなること。

筋肉が付き、体脂肪が減ることで軽快で動きやすい体になり、さらに動ける体になること。

動ける体になり、アクティブになることで、体脂肪が付きにくい体になること。

体脂肪が付きにくい体になると、糖尿病など様々な病気を予防することができる。

病気にならないことで、医療費削減につながること。

病気にならないことで病院に行く必要も、薬を摂取する必要もなくなり、

健康な体を維持することができる。

薬による副作用で、体がボロボロになるのを防げること。

体を動かすと、脳にも良い影響があり、気分の落ち込みやうつ、認知症の予防ができること。

 

思いつく限りでは、ざっとこんな感じでしょうか。

 

運動不足による2次被害は、すべて上記したことの「逆」です。

すべて逆に捉えていただければ、その恐ろしさがわかりますね。

 

どうでしょうか、体を動かすとは、大切なことなんです。

国民一人一人が元気な体で、脳を活発に働かせることによって、

生産性が上がり、仕事においてよい結果を生むことができる。

企業にも、家事にも、一つの国としても、非常に大事なことではないでしょうか?

 

運動をしてアクティブに生活することの重要性は、WHOでも発表されています。

このコロナ禍においても、です。

 

このWHOの発表の中では、以下のように記述されています。

  • 身体活動は、心臓、身体、メンタルに明らかなメリットがある。
  • 身体活動は、心臓・血管系の病気、ガン、糖尿病などの生活習慣病予防になる。
  • 身体活動は、気分の落ち込みや不安の軽減につながる。
  • 身体活動は、思考、学習、自判断能力を強化する。
  • 身体活動は、若年層の健康向上を確実にする。
  • 世界的に見て、成人の1/4が十分な身体活動ができていない。
  • 身体活動ができていない人々は、できている人々と比較して20~30%死亡率が高まる。

 

子供 運動 WHO

さらにこの発表の中では「幼児の運動」についても触れられており、

1~2歳児は1日に180分以上の身体活動が必要で、テレビやゲームなどは

1歳児はなるべくさせない、2歳児は1日に1時間以内とさせること。

睡眠は昼寝も含めて11~14時間の良質な睡眠が必要であることが記述されています。

 

3~4歳児は1日に180分以上の身体活動が必要で、テレビやゲームなどは1時間以内とさせること。

10~13時間の昼寝を含めた良質な睡眠が必要であることが記述されています。

妊婦 運動 WHO

さらには妊婦や産後の運動の必要性についても記述があります。

※体調をみながら、無理をせず。妊娠中の疾患がある場合は医師と要相談。

  1. 週に150分以上の中強度や有酸素運動をおこなう。
  2. 様々な有酸素運動や筋力トレーニングメニューを組み込むこと。
  3. 座りっぱなしを防ぐ。

 

幼児期から高齢者まで、運動は必要である、ということです。

 

運動不足による免疫力の低下は、ウィルス感染による重症率が高まることが懸念されています。

 

ご自身の毎日の健康管理に努めましょう!

 

WHOのウェブサイトはこちらです。

 

https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/physical-activity