
人間関係。
社会人は職場、取引先、夫婦、家族、親せき、
友人・知人同士、ママ友同士など。
学生は部活動、サークル活動などで必ずついて回る問題であり、
避けては通れない問題ですね。
大概の方は気になる問題であり、ストレスになり、
マイナスなイメージが付きやすいです。
先日も、ある女子サッカーチームで、指導者側と選手側での
人間関係の崩れにより、選手の退団問題が報じられました。
結局は指導者側が退任をする方になりましたが、
スポーツの世界でも人間関係が例外でないことが浮き彫りになりました。
プロ野球では、中日ドラゴンズの谷繁監督が休養という形で、
実質的には成績不振による解任となりましたが、球団側との意見の相違が
ありながらも、話し合いが全くされていなかったという報道もされています。
とある大学の先生は、学生時代にサッカーに打ち込んできたそうですが、
大学の4年間の中でこの先輩とはやっていけないとか、
指導者との人間関係には随分悩んできたそうです。
同時に競技を長く続けられるかどうかは、
この人間関係が切り離せない問題です。
これは職場でも、人付き合いでも同じことが言えます。
では、なぜこのような問題が起こるのでしょうか?
私はメンタル面の専門家ではないので、心理学の理論を全く無視して書くのであれば、
その1つは、自我100%押しつけ主義にならないことだと思っています。
人間対人間、やはり無意識のうちに自分の主張や意見を
通そうという気持ちが強く出てきます。
自分の考え方を持っていて、その気持ちを理解してほしいという
表れもありますが、この押しが強すぎると相手にとっては威圧感や
嫌悪感に姿や形を変えることにもつながります。
私たち加圧パーソナルトレーニング指導という職業は、
お客様との人間関係で成立をしています。
お客様との毎回のセッションはコミュニケーションの連続です。
指導する側はお客様に、正しい方法と知識で加圧トレーニングの
セッションを実施します。
加えてその日の心身のコンディション、ニーズ、悩みごとなどを
考慮しながら進めていくわけです。
ですから自信を持ってトレーニングを進めてくことが必要です。
同時に気をつけていることは、俺が絶対!
俺の言うことを100%聞け!
とならないことです。
持っているものをしっかりと伝えるということは大切なことです。
ただし加圧トレーニングに対しての自我100%とならないことに気をつけています。
自分=相手ではありません。
なぜならトレーニングをどう感じられているかは受ける側である
お客様の心理にならないと、分からないですから。
ただ同時にこういう場合には、体と心でお客様がどう感じているか
ということを汲めるようになること。
これは指導者自らも加圧トレーニングをしっかりと実践していることにつながります。