
4年に1度の祭典が現在、行われています。
日本選手のみなさんも毎日かなり健闘をされていて、
盛り上がっています!
同時に、選手を陰で支えている方々のご尽力にも、
本当に頭の下がる思いです。
今回、感じたことの1つに「休息の重要性」を
挙げたいと思います。
女子ウェイトリフティング48kg級の三宅選手が銅メダルを獲得しましたが、
直前のコンディションは最悪で、本番で成功した重量を挙げることに、
練習では成功できていなかったそうです。
原因の一つに激しい腰痛が挙げられます。
今まで三宅選手は体の痛みがあっても、一度もおこなっていなかった
ブロック注射を痛み止めとして打ち、試合に臨んだそうです。
なぜ今まで注射を打たなかったのか?
おそらく常習性のリスクがあることが考えられます。
薬には必ず常習性があり、マンネリ化すると効果を
発揮しなくなると言われています。
ある評論家の方もTV番組で、「痛み止めはある種のドーピングになるので、
今後競技者としてやっていく若い人たちは決して見習わないでほしいし、
美談にしてはいけない。
痛みがある時は思いきって休むということをしてほしい。
ぎりぎりの選択肢の中で今回は最善の選択を行った結果であったと思う」
とコメントをされていました。
私も本当にそのように思います。
感じていることの中に、休息があると思います。
大会期間中のスケジュールは選手にはかなり
負担になることが多いと思います。
ではその中でどのように休息を取り、なるべく次の試合に向けて
コンディションを整えることが出来るか、が「キー」だと思います。
筋肉疲労なども極力軽減させなければなりません。
けがを抱えながらの選手は除痛させることも行わなければなりません。
実は、今回出場している選手の中にも、海外を中心に「KAATSU」を
導入している選手が多くいらっしゃいます。
理由は簡単です。
すばやく疲労を回復させて、次の試合のためのコンディションを整えること、
怪我へのリハビリを行いながら、競技を続けていくためです。
アメリカではFDA(食品医薬品局)が認可している「KAATSU NANO」という器具を
使用してリハビリが行えるので、陰で選手を支えていることでしょう。
4年後の東京五輪では、おそらく、もっとKAATSUが選手を支えていくのではないでしょうか。